今回は「Gakken」が出版している小学生向け教材の「朝5分ドリル」(国語文章読解)を使った指導方法と、使ったときのレビューを紹介します。
Table of Contents
商品概要
教材名 | 朝5分ドリル(国語文章読解) |
発売元 | Gakken |
定価 | 660円(税込み) |
対応学年 | 小学1年生~6年生以上 |
「毎日ちょっとずつでも勉強してくれたら…」そんな悩みを解決!
「早ね早おき 朝5分ドリル」は、1日1枚、たった5分で基礎固めができるドリルです。達成シートやシールなど、楽しく続く仕掛けも盛りだくさんなので、毎日の勉強習慣が身につきます。ラインナップも幅広く対応しているため、お子様に最適な1冊をお選びいただけます。
出版社コメント
文章題が苦手な息子が、楽々とこなせて良い点をとる事で自信につながった問題集です。
Amazonレビュー
使用レビュー
今回は小3~中1までの3人の生徒で使用感を比べてみました。
対象児童
● Aくん 「中学一年生、特徴→まじめだが、学習についていけない」 |
● Bくん 「小学3年生、特徴→IQ値は高いが、ディクレクシアの傾向がある」 |
● Cちゃん 「小学6年生、特徴→計画をたてて時間や約束を守るのは苦手」 |
指導方法
・5分間をはかりながら、実際にやらせてみる。
・誤答が多いようであれば、学年を下げたものをやらせてみる。
結果
それぞれの子に使ってみた感じをまとめました。
Aくん 小学校4年生のものを行っています。 ゆっくりではありますが、集中して行い、正答まで導き出せる場合もあります。 |
Bくん 学年相応のドリルで問題ないのですが、文字が小さくて見づらいようなので、B4に拡大コピーして使用しています。 |
Cちゃん 1学年下のものを行っています。問題によって正答を出せない時もありますが、だいたい出来ています。 |
総評
評価 | ★★★★★ |
レベル | 初級教材 |
学年や能力に応じて適切なテキストを選べるのが良い。
問題も書き抜き問題メインながら記号問題もありバランスが良い。
ただ、A5サイズはどうしても文字が小さくなり、読むのがつらい児童もいる。
この教材が向いてるタイプ
・長文読解が苦手なタイプ 文章量が少なく読みやすいです。 |
・だらだらと学習してしまうタイプ 制限時間が明記されているので、だらだら学習を防ぎます。 |
向いていないタイプ
・ある程度文章読解に慣れ、より長文を読む能力をつけたいタイプ |
・文字が小さいと集中できないタイプ |
指導のポイント
こちらのタイプの子たちは、この一工夫で使えるようになるかも。
読解がどうしても苦手なタイプの子の指導
実際の学年よりも1~2年下げたテキストを使い、5分の厳守と満点を目指して国語読解に慣れるようにしていきます。
文字が小さいと集中できないタイプの子の指導
拡大コピーしてください。
A5サイズをA4にするのは、必要。人によってはB4に拡大すると見やすいようです
教材を許可なく私用以外でのコピー、再配布することは禁じられています。個人の利用の範囲内で使用して下さい。
効果には個人差があります。「まなぽん!」は、それぞれの子どもの特徴にあった指導法を知ってもらうためのサイトです。初めから子どもの特徴を決めつけず、紹介している様々な方法を試してみて、その子に合ったより良い指導法を見つけみてください。(「こんな子の場合の指導法が知りたい!」などのご希望があればコメントでも受け付けております。)