読み書きが苦手な子どもへの〈漢字〉支援ワーク

今回は明治図書出版が出版している小学校低学年〜中学年向け教材の「読み書きが苦手な子どもへの〈漢字〉支援ワーク」(国語)を使った指導方法と、使ったときのレビューを紹介します。

商品概要

教材名読み書きが苦手な子どもへの〈漢字支援ワーク〉(国語)
発売元明治図書出版
定価1980円(税込み)
対応学年小学生低学年から中学年

ことばの教室発・通常の学級で使えるコピーフリーの漢字プリント集です。漢字構成を唱えて覚える、パーツで覚える、などのアイデア学習法で、つまずきにフィットした支援が行えます。何度も書くだけのゆううつな学習をやめ、わくわく楽しい漢字の世界を広げましょう。

Amazon内容紹介

ちなみに、私たちは漢字が苦手な子へ、基本的な部分から復習してもらうためにこの教材を使うことにしました。

使用レビュー

今回は小学生の2人の生徒で使用感を比べてみました。 

対象児童

●       Aくん
小学4年生、特徴→漢字が苦手。部首が混在してしまって、間違えてしまうことが多い。
●       Bちゃん
小学4年生、特徴→漢字が苦手で、線を多く書いてしまったり、逆に少なくしてしまっ   たりといった間違いが多い。

指導方法

  1. その子のレベルに応じて、対応しているレベルのページを開く。(部首の問題や、漢字足し算などある)
  2. そのページの問題を解く。
  3. 間違えたところは、答え合わせのあと解く。

結果

それぞれの子に使ってみた感じをまとめました。

Aくん
部首が穴埋めになっている問題や、漢字の足し算をメインで行った。
部首の意味を説明することで、その漢字の意味も少しずつ理解できるようになった。
Bちゃん
漢字の足りない部分を書く問題をメインに行った。線の数などを意識して書けるようになった。

総評

評価★★★★☆
レベル初級教材(漢字の基本的な部分から学習できる)

全体的にこれまでに習ったが、いまいち覚えることに困っている子への漢字学習の復習として良い教材でした。特に、漢字の部首を入れたり、間違い探しをしたりと漢字の形を捉えるのに良いと思います。

また、合間には、指導する際のポイント等も書かれており、指導に慣れていない指導員にも優しい作りとなっています。一方、すでに学習している漢字についての問題が多いので、予習としては少し活用しづらい部分があると思います。また、このシリーズは他にもかな文字の練習をするものがあるので、もっと低学年の子向けのものもあります。

この教材が向いてるタイプ 

・漢字の部首でよく間違えたりするタイプ
部首をあてはめる問題があるので、部首の理解に良いと思います。
・漢字の全体の形は理解しているが、細かいところで間違えてしまう子
漢字の足りない部分を補うような問題があるので、そういう問題をこなすことで、漢字全体の形を捉えることができると思います。

向いていないタイプ

・漢字の学習が始まったばかりの子ある程度漢字の学習をこなした子
向けの内容になっているので、始まったばかりの子には難しいと思います。

指導のポイント

こちらのタイプの子たちは、この一工夫で使えるようになるかも。

漢字の学習が始まったばかりの子

はじめに、指導員が正解の漢字を予め見せてあげたり、もしくは問題になぞれるように薄く書いてあげるなどしてから問題に取り掛かるのが良いと思います。

教材を許可なく私用以外でのコピー、再配布することは禁じられています。個人の利用の範囲内で使用して下さい。

効果には個人差があります。「まなぽん!」は、それぞれの子どもの特徴にあった指導法を知ってもらうためのサイトです。初めから子どもの特徴を決めつけず、紹介している様々な方法を試してみて、その子に合ったより良い指導法を見つけみてください。(「こんな子の場合の指導法が知りたい!」などのご希望があればコメントでも受け付けており

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