ジグソーパズル

今回はジグソーパズルを使った指導方法と、使ったときのレビューを紹介します。

商品概要

person holding red jigsaw puzzle
教材名ジグソーパズル
定価100円~
対応学年全学年

ジグソーパズルを組み立てることを通じて、図形、絵の上下であったり、見方を練習する機会になればと思い行ってみました。 

使用レビュー

今回は「小年生」の「3人」の生徒で使用感を比べてみました。

対象児童

●     Aくん
小学4年生、手先が不器用。作図なども得意ではない」
●     Bくん
小学6年生、思考力が高い。やるべきことをしっかり取り組める
●     Cくん
小学6年生、マイペース。集中力が継続しにくく、すぐだらけてしまう

指導方法

  1. ピースをすべて表面に並べる。
  2. 手本の絵を見て作成する。
  3. 苦戦しているようであれば一緒に考えながら行う

結果

それぞれの子に使ってみた感じをまとめました。

Aくん
枠組みから作成せず、また絵を見て行っていなかった。
本人は絵を見て行うよりピースの形を見て行う方がやりやすいと言っていた。
Bくん
一人で黙々と行うことができた。パズルが完成し、とても喜んでいる様子が見られた。
Cくん
一人では作成が困難であった。補助をしながら一緒に行うが、絵を見ても分からないと取り掛かれず、また同じピースを何度も当てはまらない箇所に合わせていた。

総評

評価★★★☆☆
レベル初級~中級教材

この教材が向いてるタイプ 

・絵から推測できるタイプ絵を確認しながら行えるタイプ
図形の見方を練習する機会に良いと思われます。また好きなキャラクター、動物、風景といったように自分の好きな物を組み立てられるので楽しく行えるのではないかと思います。
・物を作るのが好きなタイプ
物づくりが好きなタイプは、自分なりのやり方で進め、完成まで持っていくことが出来ました。完成形と現状の確認を通じて、図形の見方を練習する機会が設けられると思います。

向いていないタイプ 

・細かい作業が苦手なタイプ
パズルとしてどうしても細かい作業になってしまいます。
その為、細かい作業が苦手なタイプには少し難しいかもしれません。

指導のポイント

こちらのタイプの子たちは、この一工夫で使えるようになるかも。

細かい作業が苦手なタイプの子の指導 

ある程度、ピースを組み立ててあげ、大きなピースとして行うと作業に対する苦手意識が緩和できるかと思います。また、行う子の学年や特性に合わせて、ピースの数が少ないものを用意していただくことも良いと思います。

教材を許可なく私用以外でのコピー、再配布することは禁じられています。個人の利用の範囲内で使用して下さい。

効果には個人差があります。「まなぽん!」は、それぞれの子どもの特徴にあった指導法を知ってもらうためのサイトです。初めから子どもの特徴を決めつけず、紹介している様々な方法を試してみて、その子に合ったより良い指導法を見つけみてください。(「こんな子の場合の指導法が知りたい!」などのご希望があればコメントでも受け付けております。)

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