今回はクロスワードパズルを使った指導方法と、使ったときのレビューを紹介します。
Table of Contents
商品概要
教材名 | クロスワードパズル |
発売元 | 笠倉出版社 |
定価 | 660円 |
対応学年 | 「全学年」 |
今回は、語彙力や雑学ですが知識の幅の向上を目的として子どもたちとクロスワードパズルを行ってみました。
使用レビュー
今回は小年生2人の生徒で使用感を比べてみました。
対象児童
● Aくん 小学6年生、語彙力少なめ。分からない箇所をしっかり聴くことができる |
● Bくん 小学6年生、パソコン等で調べものができるタイプ |
指導方法
- やり方の説明をする。
- 実際に行う
- 分からないものを調べたり聴いたりする」
結果
それぞれの子に使ってみた感じをまとめました。
Aくん 支援員と分からないものを聴いたりしながら楽しそうに行うことができた。 |
Bくん 黙々と行う様子が見られた。分からないものに関しては自身で調べたり、聴いたりすることができた。 |
総評
評価 | ★★★★☆ |
レベル | 初級教材 |
全体的に、語彙力を上げる、知識の幅をひろげる他に、みんなで考えることでコミュニケーション取る機会も作ることが出来ました。また、コミュニケーションを取りながら行ったので、難しい問題であったり、知らないことであっても楽しく行う様子が見られています。
この教材が向いてるタイプ
・コミュニケーションがとれるタイプ コミュニケーションがとれるタイプの子は、みんなと一緒に考えることで語彙の学習というよりゲームとして楽しく取り組むことができると思います。 |
・調べものができるタイプ 分からなかったものを調べることで知識のほかに、調べ方の学習もできると思われます。また調べていく中で興味があるものに出会えればさらに意欲的に取り組むことができると思います。 |
向いていないタイプ
・コミュニケーションが苦手なタイプ 尚且つ調べものも苦手なタイプ分からないところを、聴いたり調べたりすることが難しい場合には、なかなかパズルとして進んで行かず、モチベーションが上がらないことがあると思います。 |
指導のポイント
こちらのタイプの子たちは、この一工夫で使えるようになるかも。
コミュニケーションが苦手な子尚且つ調べものが苦手な子の指導
問題の内容を本人の興味のあるもの等、取り掛かりやすいものを用意していき、尚且つ選択肢を与えて解きやすくしてあげると良いかと思います。(ヒントの出し方やクロスワードパズルなので文字数の工夫等も良いかと思います)
教材を許可なく私用以外でのコピー、再配布することは禁じられています。個人の利用の範囲内で使用して下さい。
効果には個人差があります。「まなぽん!」は、それぞれの子どもの特徴にあった指導法を知ってもらうためのサイトです。初めから子どもの特徴を決めつけず、紹介している様々な方法を試してみて、その子に合ったより良い指導法を見つけみてください。(「こんな子の場合の指導法が知りたい!」などのご希望があればコメントでも受け付けております。)