BOLD

今回は「マテル・インターナショナル株式会社」が販売しているカードゲームの「BOLD」を使ったときのレビューを紹介します。

商品概要

教材名BOLD
発売元マテル・インターナショナル株式会社
定価1300円(税抜き)
対応学年全学年

あなたの度胸が試される! 絵合わせでも、神経衰弱でも、メモリーゲームでもないカードゲーム。ルールは簡単。キャラクター、大きさ、色、模様の4つの条件で、カードをマッチング。めくればめくるほど、マッチする条件が限られて、よりスリリングに! 好きなときにストップできるけれど、何枚でもチャレンジできるよ。さらにめくって、とことん勝負する?やめる勇気か、勝負する度胸か、それがボールド!

メーカー商品紹介

サンリオ大好きな小学生の子ども達と楽しく遊んでいます。

このゲーム、、、性格が現れて面白いです。

Amazonレビュー

4つの条件でめくったカードを合わせるゲームです。4つの条件とは「キャラクター」「キャラクターの大きさ」「色」「模様」です。

2枚めくった時に条件に当てはまっていれば、続けて3枚目をめくるか、2枚でやめてポイントを取るかの判断がプレイヤーに求められます。ポイントの加算の仕方も合わせたカードの枚数の2乗がポイントになり、2枚であれば4点、3枚であれば9点と点差が離れていても逆転が望める仕様になっています。

使用レビュー 

今回は「小学6年生」の「3人」の生徒で使用感を比べてみました。

対象児童

●     Aくん
小学6年生、手先が不器用。説明なども途中で話を始めてしまい最後までしっかり聞くことができない時がある。
●     Bくん
小学6年生、漫画を読むことが好き。
ゲームなどでは自分ルールを作成して、他の子を戸惑わせてしまうことがある。
●     Cくん
小学6年生、工作が好き。ゲームなどもよく考えて行う様子が見られるタイプ。

指導方法

  1. ルールの説明
  2. 実際にゲームを行う

結果

それぞれの子に使ってみた感じをまとめました。

Aくん
楽しくゲームを行う。時折、他の子の順番時に口をはさんでしまうことがあった。
Bくん
最初はめんどくさそうな様子を出していたが、始まると楽しく行えていた。
めくったカードの合わさった条件によって次をめくるか考えて行えていた。
Cくん
楽しく行えてる様子が見られた。
口をはさんでしまったり、順番をぬかしてしまったり等なく取り組むことができた。

総評

評価★★★★☆
レベル初級教材

全体的に順番を守る、他の子が考えている時に口をはさまない等のルールの遵守やみんなで盛り上がって行うといったコミュニケーションの向上がメインとして学習する機会になると思います。

さらにその中で、次のカードの確率を予測する、カードを裏返す微細運動、カードの位置を記憶する等の機会にもなっていました。

この教材が向いてるタイプ 

・予測しながら行うタイプ
次のカードを予測しながら行えるタイプは、得点をどんどん延ばしていくことができると思います。
・記憶力が良いタイプ
神経衰弱と似たタイプのカードゲームなので、記憶力が良いタイプは取り掛かりやすく、楽しく行えると思います。

向いていないタイプ 

・神経衰弱など記憶力を使うことが苦手なタイプ
ゲームの特性上、神経衰弱と似たタイプのゲームなので、取り掛かりに拒否感がでてしまうことがあると思います。

指導のポイント

こちらのタイプの子たちは、この一工夫で使えるようになるかも。

神経衰弱など記憶力を使うことが苦手なタイプの子の指導 

支援員と一緒にマンツーマンで行い、尚且つカードの枚数を少なくして覚えやすい状況、条件が合いやすい状況で行うと良いかと思います。またその中で使ったカードの種類を別紙に書いておき、次にめくる時にカードがどのくらい合いやすいか一緒に考える機会を作っても良いかと思います

教材を許可なく私用以外でのコピー、再配布することは禁じられています。個人の利用の範囲内で使用して下さい。

効果には個人差があります。「まなぽん!」は、それぞれの子どもの特徴にあった指導法を知ってもらうためのサイトです。初めから子どもの特徴を決めつけず、紹介している様々な方法を試してみて、その子に合ったより良い指導法を見つけみてください。(「こんな子の場合の指導法が知りたい!」などのご希望があればコメントでも受け付けております。)

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